一年を通して様々なイベントがありますよね。
クリスマスや正月、父の日や母の日などギフトを贈るのに最適なイベントも中には存在します。
でもイベントごとのセット商品は本当に必要?と考えているECサイト様もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、セット商品の必要性の有無や、セット商品をなるべく上位表示させるのに役立つSEO対策や戦略などをご紹介します!
イベントごとのセット商品は必要?
「そもそもイベントごとのセット商品は必要?」と考えるECサイト様もいると思います。
そこで結論から言いますと、無いよりはある方が良いと言えるでしょう。
もちろん、ECサイトで取り扱っている商品に各イベントに見合った商品があるか?という問題もあります。
ですが、セット商品が無いよりはある方が需要が多い場合も多々あります。
なぜなら、消費者心理の一つに、「せっかくのイベントだからギフトをプレゼントしたい」と考えることもあるからです。
また、ギフトにするなら単品ではなく、セット商品をプレゼントしたいと考えるのではないでしょうか。
そのため、イベントごとのセット商品は、用意できるならなるべく用意した方が良いと言えます。
ECサイトでも効果的なSEO対策について
自社ECサイトでイベントごとのセット商品を取り扱ってみよう!
そう思っても売れなくてはせっかく用意した意味がなくなりますよね…
なので、ここではECサイトでも効果的なSEO対策についてご紹介します!
主に必要となるSEO対策は以下の通りです。
- イベントに関連するキーワードを選ぶ
- 選んだキーワードが入った商品タイトルにする
- 商品説明文にもタイトルに使用したキーワードを1~2つ挿入
- ディスクリプションの挿入
- 画像のalt情報を設定
- 表示速度を改善させる
- スマホユーザーに優しいページ設計にする
- SNSのシェアボタンを追加
やることは多いですが、全部行うとよりSEO的にも評価されやすいと言われています。
しかし、「全部だと労力が……」というECサイト様もいると思うので、太字部分だけは確実に行うようにすると良いでしょう。
それぞれの詳細についてもご説明します!
イベントに関連するキーワードを選ぶ
イベントごとのセット商品を用意しても売れなければ意味がありません。
また、セット商品を消費者側にきちんと購入してもらうには、商品を見てもらったり知ってもらう必要があります。
そのために最も打つべき手段としては、インターネットで検索順位の上位に入ること!
検索順位が上に行けば行くほど、多くの人の目に映りますし、興味を持った消費者はそのセット商品のページをクリックするものです。
その検索順位の上位に入るのに効果的な手段は、需要のあるキーワードを選ぶこと。
例えば、クリスマスでしたら、「クリスマス、プレゼント、おすすめ、男女兼用」など、クリスマスやプレゼントに関連するキーワードを選ぶのがおすすめです。
月間検索ボリュームなどについては、分析ツールで確認してみるのが効果的で、なるべくイベント時期に需要のあるキーワードを選ぶようにしましょう。
選んだキーワードが入った商品タイトルにする
イベントに関連するキーワード選びが終わったら、商品タイトルを作成します。
その際、商品タイトルには選んだキーワードを織り交ぜた商品タイトルにしましょう。
クリスマスを例として挙げると「クリスマス アクセサリーセット プレゼントにおすすめ 男女兼用 ペア」というように、なるべく商品の内容がすんなり入るようなタイトルにするのがベストです。
また、関連性のあるキーワードを活用することで、商品がどういったものであり、どういった人を対象にしているかが分かることもあります。
なるべくタイトルだけで情報が分かるようにすることも売れるためのキーポイントと言えるでしょう。
商品説明文にもタイトルに使用したキーワードを1~2つ挿入
商品説明文にもタイトルに使用したキーワードは入れるようにした方が良いです。
とはいえ、少なすぎても行けませんし、入れすぎても逆に文章がおかしくなるため、1~2つ程度に抑えましょう。
また、商品説明文は300文字以上入れるのがおすすめという記事もあります。
ECサイトの仕様で文字数制限もあるかと思われますが、300文字以上、800文字以内が適切でしょう。
その文字数内に適宜キーワードも入れるとより表示順位が上がりやすくなるかもしれません。
※商品説明文とタイトルにキーワードを入れたとしても、SEO対策がこの2つのみだった場合は表示順位がそこまで上がらないことも多々あります。他の項目もしっかり対策していきましょう。
ディスクリプションの挿入
ディスクリプションとは、検索した際、ユーザーがクリックするか否かを判断するための重要な要素と言えます。
SEO的に評価されることはありませんが、ディスクリプションの内容を改善することでクリック数が上がるという話もよく聞きます。
そのため、ディスクリプションは最初の段階でユーザーに興味を持ってクリックしてもらえるよう工夫する必要があるでしょう。
商品の魅力が充分に伝わるようなディスクリプションを作成し、クリック数が上がるよう工夫してみるのも分析には欠かせません。
また、各検索エンジンでディスクリプションの表示文字数も変わります。
なので、その制限文字数内でディスクリプションを作成しましょう。
画像のalt情報を設定
画像のalt情報を設定することでもSEO的に評価されると言われています。
商品バナーに対しては必ず商品名を入れ、重量で商品が分けられている場合は重量を商品名の後ろに入れることも忘れてはいけません。
商品説明文に画像を活用することも多いかと思われます。
その商品説明文に使用した画像に対しても、画像の説明のためにalt情報を入れるようにしましょう。
表示速度を改善させる
せっかく出来の良いタイトルや商品説明文やバナーだったとしても、表示速度が遅くてはユーザーをイラつかせるだけです。
表示速度が遅い場合、SEO的にもマイナス評価されてしまうので、画像のサイズを圧縮したり、デザインを作り直したりして改善させる必要があります。
普段、一般の人が働いているような時間帯はパソコンの表示速度は早い方ですが、仕事が終わって自宅でくつろぐ時間帯にもなると、とても遅くなることも多々ありますよね。
その時間帯は特にアクセスが集中しやすい時間帯で、表示速度が遅くなりがちです。
そういった時間帯でも早く表示できるようにするだけでもSEO的に評価されるので、ぜひ表示速度の改善は実践した方が良いでしょう。
スマホユーザーに優しいページ設計にする
今の時代は、パソコンよりスマホを利用して調べものやECサイトを利用する人が多いです。
せっかくECサイトのトップページや商品ページを作成しても、パソコンで見た場合の仕様になってしまい、スマホでは扱いづらいレイアウトになってしまっていてはとても勿体ないです。
パソコン用のレイアウトにするのも必要ではありますが、スマホの方が今はユーザーが多いので、なるべくはPC用だけでなくスマホ用のページ造りもしっかりするようにしましょう。
SNSのシェアボタンを追加
SNSのシェアボタンを追加するだけではSEO的に評価されることはありません。
ですが、消費者目線で見ると、トップページや商品ページにSNSのシェアボタンがあった場合、良い商品やECサイトと判断したらSNSでシェアすることがあります。
ECサイトの集客方法で効率的な手法はSNS集客とも言われています。
ECサイト専用のアカウントをSNSに作るのももちろん必要ですが、他のユーザー(消費者)がシェアしたいと思った時にすぐシェアできるようにするのも手段としてはアリです。
また、ECサイト運営者が「この商品良いよー!」と宣伝するより、消費者側が宣伝するのがより効果が見込めるので、SNSのシェアボタンの追加も念のためお忘れなく(^^♪
ECサイトでセット商品を作ったけど、戦略はどうすれば良いの?
実際にECサイトでセット商品を作ったけど、戦略はどうすれば良いのかと迷うこともあるかと思われます。
ここでは、効果的と思われる戦略についてご紹介します!
戦略的に効果があると思われる手法は以下の通りです。
- SEO対策をしっかりする
- SNSでの周知活動
- LINE友達になってもらう
- メルマガの配信
それぞれの戦略についても詳しく見てみましょう!
<h3>SEO対策をしっかりする
SEO対策は商品を売るために必要な要素とも言えます。
SEO対策をしっかりすることで、商品の表示順位も上がるため、手堅く行きたい場合は先にご紹介しましたSEO対策をしっかり実践するようにしましょう。
また、ECサイトの効率的な集客方法として良く挙げられるのは、SEO対策とSNS集客となっています。
ブランディングも必要な要素と言われていますが、この2つがきちんとできていないとブランディングがしっかりされていても失敗する場合があります。
なので、商品を売るには、SEO対策をしっかりしておく必要があります。
SNSでの周知活動
SNSでの周知活動も戦略としては効果的と言えるでしょう。
商品を買ってもらうためには、まず知ってもらう必要があります。
なのでXやインスタグラムなどといったSNSを活用して、多くの人に商品を知ってもらいましょう。
また、イベントごとのセット商品の周知も効果的です。
イベントの時期が近づいた頃に、SNSで「○○限定のセット商品を見繕いました!」と宣伝し、魅力が存分に伝わるような文章を付け加えるようにしましょう。
より興味を持ってもらえてSNSでの集客も見込めるかも?なのでSNSでの周知活動もお忘れなく!
SNSで友達になってもらう
これは一度でもECサイトを利用してくれた利用者に対して有効な手段です。
お店に行くと、ふとした場所に「Instagramでフォローすると○○円割引」というチラシを見かける機会が増えました。
また、ECサイトのトップページなどにも「LINE友達になりませんか?」などという文言を目にすることも多くなりましたよね。
これは集客には有効な手段であり、多くの店舗やECサイトが取り入れている戦略の一つです。
この戦略を取り入れることで、消費者側からはお得な情報を仕入れることができ、お店側からしたら、より集客が望めるというウィンウィンな関係が築けます。
活用しているSNSがあるなら、ぜひフォロワーや友達を多く見込める戦略も取り入れましょう!
メルマガの配信
リピートユーザーに対して、またはリピートユーザーを獲得したい場合は、メルマガ配信も効果的な戦略と言えます。
集客する上で必要なのは、まずECサイトを知ってもらい、商品を買ってもらうことです。
ですが、その後必要な要素としてリピートして購入してもらうことも大切です。
SNSで投稿するのも効果的ですが、文字数制限のあるSNSも中にはあるため、おすすめ商品の全てを紹介できるとは限りませんよね。
メルマガではある程度の文字数が書けるため、複数の商品を紹介することもできます。また、ECサイトによってはテンプレートも存在するので、簡易的にメルマガ作成ができます。
それにターゲットを絞ってメルマガ配信することも可能なので、ぜひメルマガ配信機能を活用していきましょう!
まとめ
今回は、イベントごとのセット商品に関するSEO対策や戦略などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
SEO対策はなるべく全部試しておいた方が良いですが、必要最低限に抑えて効果を試してみるのもアリです。
戦略についても、ぜひ実践してみることをおすすめします♪
というわけで、今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪