女性1-2

子どもの頃から勘が鋭く、家族が失くしたものがある場所を言い当てたり、遠方の親戚が亡くなったことを言い当てたり、不思議な力があった

女性2-2

思春期に占いにはまり、タロット占いや四柱推命などを独学で勉強してきた。友人を占うとよく当たると評判になった

女性1-2

電話占いを利用してきてとても救われたので、自分でも占い師として沢山の人を助けてみたい

こんな理由で、占い師、特に最近注目を集めている電話占い師として活躍したいと考えている人がいるのではないでしょうか。

電話占い師は、電話とネット環境さえあれば、出勤する必要はなく、地方在住でも鑑定することができます。

電話占いサービス会社に登録すれば、鑑定料金から一定の割合で手数料が引かれますが、その代わりに広告宣伝や予約管理、鑑定料金の請求・徴収などは、電話占いサービスのシステムが一括して行ってくれます。

面倒な事務作業をしないですみますので、その分、占いに集中することができます。

休日や夜間を待機時間にすれば、本業がある人でも副業として行うことができますし、自宅で行えるので、育児中の方、介護中の方でもできます。

プロとしての鑑定は未経験でも、電話占いサイトにある求人募集に応募し、オーディションに合格すれば電話占い師になることができます。

ただし、電話占い師の待遇は会社によってまちまちなので、できるだけ自分の条件に合う、待遇のよい会社を選ぶことが大切です。

電話占い師になるにはどのような勉強をしたら良いのかということに加え、ホワイトな求人募集の見分け方を紹介します。

占いの学び方!アプローチの仕方はいろいろ

占いの学び方!アプローチの仕方はいろいろ
占い師には資格は必要ありません。

しかし、占い師としての基本的な知識や鑑定の能力は必要です。
占い師になるためには、どのように占いを学んだらいいのでしょうか。

独学で学ぶ

ある程度占いに親しんできた人であれば、書物やインターネットで占いを学ぶことができます。

ただ、知識として知っているだけではだめで、実践的な勉強も必要です。まずは身近にいる家族や友人、知人を占って、経験を積むことが大切です。

プロの占い師の弟子になる

尊敬する占い師、憧れの占い師がいるのなら、思い切って弟子入りをお願いしてみるのもひとつの方法です。

弟子は持たない主義、弟子には下積みから経験させるなど、いろいろな占い師がいますので、軽い気持ちで弟子入り志願するのは考えものです。

しかし、もし弟子入りしてきちんと学ぶことができたら、独り立ちしてからも師匠の口添えやアドバイスを受けることができます。

スクールに入る

占いスクールで、占いを基本から学ぶ方法もあります。

占いスクールには、タロット、手相、西洋占星術、四柱推命、数秘術など、いろいろな占術の講座があります。

自分にはどの占術が合っているのかがわからない場合は、まず自分で占いを受けてみるとか、本格的に学ぶ前にカルチャーセンターの占い講座を受講するなどといった方法があります。

地方に住んでいて、周囲に占いスクールがないという場合は、通信講座で学ぶ方法もあります。

対面占い、電話占い、それぞれのメリットデメリットは?

対面占い、電話占い、それぞれのメリットデメリットは?
占い師としてスタートするに際し、対面占いか電話占いかを悩むことがあるかもしれません。

それぞれのメリットデメリットを紹介します。

電話占い師のメリットとデメリット

メリット

  • 自宅などで好きな時間に仕事ができる。
  • 電話占いサービス会社に所属すれば、手間のかかる事務手続きは運営会社に一任できる。
  • 電話とネットさえあれば、相談者が遠方にいても鑑定できる。
  • 顔を知られずに働くことができる。

デメリット

  • 顔が見えないので相手の反応がつかめないことがある。
  • 人気がないと、待機時間ばかりでなかなか予約が入らず、収入にならない。
  • 実績や人気がないと報酬が増えない。

対面占い師のメリットとデメリット

メリット

  • 相手の顔を見て占えるので、相手の反応から相談者の期待する方向性を見つけやすい。
  • ファッションビルや駅ビルなどの占いコーナーであれば、新規の相談者を集めやすい。
  • 会社に所属している場合、客が来ない待機時間も報酬が発生する。

デメリット

  • 対面で顔がわかってしまうので、こっそり働くのは難しい。
  • 占いの館や事務所などに決まった時間に出勤する必要がある。
  • 個人で開業する場合、宣伝や予約対応、請求業務なども自分で行わなければならない。
  • 個人で開業する場合、事務所費用、スタッフの人件費などがかかる。
  • 自宅で開業する場合は、第三者を自宅に入れることの危険性を考慮しなければならない。

このように、電話占いと対面占いには、それぞれメリットデメリットがあります。

全くの素人が占い師としてスタートする場合、対面占いは相手の表情を見ることができ、鑑定にプラスに働きますが、電話占いは声だけが頼りとなるので相手の反応がつかめず難しい面もあります。

対面占い師を経験してから、電話占い師になるというルートの方が、比較的スムーズに運びます。

一方、リモートワークが注目されている今の時代、在宅勤務で稼ぐことができる電話占いは理想の働き方ともいえます。

相談者の多くは、昼間は仕事をしていたり学校に行っていたりするので、電話占いの利用は夜間が多く、占い師も夜に需要があることから副業としても最適です。

もし、電話占いと対面占い、どちらにするか迷うのであれば、両方を行っている占い運営会社がありますので、そのような会社に所属することも考えてみましょう。

電話占いの求人募集の見分け方

電話占いの求人募集の見分け方
多くの電話占いサービスで、電話占い師の求人募集をしていますが、運営会社にはホワイトな会社とブラックな会社があります。

できれば、働きやすく、収入が多く得られるところに所属したいですね。
ここでは、ホワイトな会社、ブラックな会社を見分けるためのポイントを紹介します。

会社の取り分はどのくらいか

電話占いの料金は、占い師毎に決められた分単価に、かかった鑑定時間をかけて決まります。

この鑑定料金のうち、70~75%が運営会社の取り分となり、残りが電話占い師の収入となります。

「え?そんなに取られるの?」と驚くかもしれませんが、運営会社は占い師のマネジメント全般を行っています。

広告宣伝費、予約管理のシステム構築費、通信費、料金請求事務費、コールセンターの人件費などを取り分から賄っていますので、このくらいの割合が妥当のようです。

あるサービス会社を例に、会社の取り分が75%とし、電話占い師の収入を時間給で計算してみましょう。

なお、ここでは、最高ランクの人気占い師の分単価が500円/分、新規登録したばかりの新人占い師の単価が220円/分とします。

  分単価 60分の鑑定料金 会社の取り分(75%) 占い師の収入(60分)
人気占い師 500円 30,000円 22,500円 7,500円
新人占い師 220円 13,200円 9,900円 3,300円

会社の取り分が75%だとしても、時給換算すると占い師の時給は3,300円~7,500円ということになり、大変魅力的な仕事であることがわかります。

ただし、会社の取り分がこれ以上高い場合などは注意する必要があります。占い師の採用面接や契約書を取り交わす時などに確認するようにしましょう。

ノルマやペナルティ

運営会社がどのようなノルマやペナルティを設けているか確認しましょう。

たとえば、待機時間を自分で決められる会社もあれば、「週3日、1日最低5時間」など、電話の前で待機する時間をノルマとして課している会社もあります。

この場合は、条件が自分の希望と合致するか、採用面接で確認してから契約をしましょう。

なお、まれに待機時間を待機保証として少額の報酬を出してくれる会社がありますが、ほとんどの会社は出来高制なので無給扱いになっています。

なお、待機時間数に応じて、報酬アップが約束されるなどの優遇制度を設けているところもありますので確認しておきましょう。

キャンペーン、イベントの報酬の有無

電話占いサービスでは、新規会員を獲得するために、「新規登録者無料キャンペーン」「初回鑑定30分無料」など、様々な特典を設けています。

そのほか、新規会員獲得のために対面型の「無料鑑定イベント」や「人気占い師相談会」などのプロモーションに力を入れている会社もあります。

これらは利用者側にとっては大変お得な内容ですが、占い師側がただ働きで収入ゼロでは困ります。電話占い無料のキャンペーンやイベントの際にも占い師に報酬が支払われるかは、確認してておきましょう。

宣伝力

新人電話占い師は、電話の前で待っているだけでは相談の電話はかかって来ません。ある程度知名度が上がり、口コミで評判が伝わっていくまでは、自らアピールしていくことも大切です。

電話占いサイトにある自分のプロフィールページの内容を充実させていくとともに、運営会社でもブログ連載を任せてくれたり、「デビューしたばかりの注目占い師特集」などを組んでくれたり、積極的に宣伝をしてくれるかが重要になります。

また、運営会社によっては、マスコミにコネクションがあり、所属占い師の雑誌連載やテレビ出演、あるいは芸能人を占う企画などを積極的に行っているところもあります。

電話占いサービスを選ぶ場合は、自分をしっかりプロモーションしてくれる会社であるかどうかということも大切なチェックポイントです。

サポート体制

電話占いサービスに所属する最大の魅力は、個人営業なら自分で行わなければならない面倒な事務手続きはすべて運営会社が代行してくれて、自分は占いに専念できることです。

このサポート体制には、宣伝、予約、鑑定料金の請求と徴収などのほか、苦情処理や占い師の心理面のフォローなども含まれます。

結果に満足できずにクレームの電話がかかってきた場合も、コールセンターのスタッフが代わりに対応してくれるのか、また、つらい相談内容ばかりで心が疲れてしまった時も、きちんとフォローしてくれる体制があるかなどを確認しましょう。

電話占い師になるための応募の流れ

電話占い師になるための応募の流れ
「この電話占いサービスで占い師デビューしたい!」と思える電話占いサービスを見つけたら、オーディションに応募してみましょう。

応募の流れ

  1. <応募>

    電話占いサイトの電話占い師募集ページにある、応募フォームに必要事項を記入して応募します。必要事項は会社により多少違いますが、氏名・連絡先のほか、得意な占術や得意な相談内容、占い歴、プロとしての経験年数などです。応募フォームの内容で審査が行われ、合格すれば電話面接・模擬鑑定テストへと進みます。

  2. <電話面接と模擬鑑定テスト>

    電話占い師募集の場合、面接、模擬鑑定テストは電話で行われます。
    面接では、応募フォームに書かれた内容について詳しく質問されます。その内容に問題がなければ、次は模擬鑑定テストに進み、実際に鑑定をして合否が決まります。

オーディションの合格率

電話占い師のオーディションの合格率は、厳しいところでは10%程度といわれています。

しかし、電話占いサービスが人気で、新規オープンさせる会社が増えていることから、どこのサイトでも電話占い師は不足しています。

やる気と丁寧な対応、そして誠実な鑑定を心がければ、プロとしては未経験でも採用される可能性は十分あります。

我こそはと思う方は、ホワイトな会社を見つけて、ぜひトライしてみましょう。