WITH コロナでの越境EC! アフターコロナに向けての越境EC!
こんにちは!沖縄イーコマース協議会事務局です。
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本記事は、11月24日(水)の無料オンラインセミナーを共催いただく、Cafe24Japan様よりご寄稿いただきました。
セミナーの詳細は以下よりご覧いただけます。
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今回は「WITH コロナでの越境EC! アフターコロナに向けての越境EC!」
について取り上げます
・コロナ禍に伴い拡大する市場と競争激化のEC事情
新型コロナウィルスの感染拡大で、緊急事態宣言による外出自粛要請や営業時間の短縮の影響を受け、昨年から実店舗の閉店が相次ぎ、大手アパレルメーカーにしても事業縮小で苦戦を強いられていることは皆さんもご存知だと思います。
しかし、店舗での積極的な営業ができないコロナ禍において、販売形態をECに切り替え売り上げを維持・拡大させている企業もいます。
ファッション・アパレル業界だけでなく、食品や化粧品業界のEC事業への参入も増えました。実店舗が苦戦している中、EC業界では業績好調な事業者が増えています。
これは、外出自粛要請により、これまでECを利用しなかった消費者がECを利用するようになった事が大きな要因であり、ECの信頼度を高める結果となりました。これにより、日本のEC化率は大幅に向上しています。
EC利用者が増え、市場は拡大しましたが、ECに参入する企業も増えたことにより、ショップ間の競争は更に激しくなり、厳しい状況になっているのも事実です。
競争に勝つためには認知度を上げることや、価格競争に勝てる価格を設定することが必要となりますが、どちらも利益率を下げる要因となります。
もともとEC事業の利益率は高くなく、競争に勝ち安定した利益を確保するには、商品原価や運用原価を下げる工夫が必要です。特に運用原価は、利益に直結してきます。
サイトの構築費やサーバーの購入・運用費用、更に自社サーバー以外で運用する場合、販売するたびに発生する手数料も経費として捉えなければなりません。
つまり、EC サイトで利益を確保するには、初期費用・運用費用・販売手数料やサービス利用料を抑えることであり、できればその経費を0 円にする事が望ましいといえます。
また、EC に参入するプレーヤーが多くなることで、EC サイトを開設したものの、「売れない」、「サイト訪問されない」ということを回避する策も考えなければなりません。
EC運営諸経費を0 円にし、相談ができる仕組み・・・。
これは、現実的に可能な話です。
詳しくは次回ご紹介いたします。
・アフターコロナを見据えた越境EC
先ほど、EC化率があがっているもののプレーヤーが増加することにより、EC 市場は競争激化の状況で、価格競争は避けられない状況だとお話しました。
市場は広がっているものの、競争が激しく利益を確保しにくい国内のEC 業界で勝負するのは至難の業といえます。
本当に、現在のEC事業は魅力がないのでしょうか・・・。
・可能性いっぱいの越境EC
前段でもお話したように、コロナ禍で、国内EC 市場は拡大したものの、EC プレーヤーも増加したことにより、競争激化の状況は変わらず、むしろ更に厳しさを増したかもしれません。
プレーヤーが増えたことで、これまで以上にショップの認知度をあげることが求められています。
また、ECはもともと薄利での展開が多く、ショップが増加することで価格競争も激しくなり、利益を確保することが更に厳しい状況になっているのが国内EC の現状だと思います。
では、EC市場は厳しいままで、新規参入するには難しいのでしょうか?
国内市場は難しいと思います。
しかし、EC事業はターゲットを国内に絞るのか、海外をターゲットにするかの選択肢があります。後者は越境ECと呼ばれていますが、この越境ECこそがEC事業成功の大きなカギを握っていると考えられます。
私たちは、2つの理由から「越境EC」を、いま仕掛けるべき事業だと捉えています。
1つ目は、販売サイトとしての「越境EC」です。
日本を訪れた外国人は2019 年度対比87%減で、約2780 万人も減っています。
国別では、中国、韓国、台湾、香港が約6 割を占めています。
訪日者の中で、日本の商品が好きで日本商品を買っていた外国人は、この中にも数多くいるはずです。
この人たちをターゲットとして考えると、間違いなく越境ECのチャンスは今です。
日本製品を買いたいと思っていても来日できず、購入ができない外国人が、近隣諸国に大勢いることを踏まえ、「今こそ越境EC! ウィズコロナでの越境EC!」と考えています。
越境ECは、競争激化の国内EC より、遥かに成功の可能性が高い
と思います。
海外に進出したいと考えつつも、国際物流、翻訳、海外での決済やCS など、越境EC の多くの課題が解決できず、越境ECに踏み出せていない企業は多いと思います。
私たちは、自社サービスに加え、パートナー企業との連携により、これらの課題を解決してい
ます。
2 つ目は、プロモーションとしての「越境EC」です。
アフターコロナはいずれやってきます。
そして、インバウンドが戻ってきます。
そこから実店舗の集客を行っても、実店舗の競争が激しくなっていることと思います。
そこで、価格や付加価値サービス、PR広告などで他店との差別化を図り、訪日外国人を実店舗に誘導するとなると、これまでにない経費が発生してしまい利益減の要因にもなります。
もし、インバウンドが戻ってくる前にお店が知られていれば、日本で訪日外国人の集客を行う必要がなく 自然にお店に来てくれます。
日本に来られない時期に、越境ECのサイトに商品だけでなく、ショップの雰囲気や店長の笑顔、近隣の街並みや自然の風景などの写真を載せて、親しみのあるショップとして会員(お店のファン)を増やしておくと、インバウンドが戻った時に過剰な経費をかけることなく訪日外国人を実店舗へ誘導することができます。
この越境ECサイトが無料で運営できれば、広告宣伝費など経費を使う事なく海外でのプロモーション活動ができます。
また、越境ECでは物流コストなどの中間流通コストが発生しますが、実店舗に来てもらうことができれば、この経費は不要となり利益率は向上します。
この一部を、帰国してからの越境ECサイトで使えるクーポンにすることで、継続した売上げも見込め、リピーター獲得に繋がる施策となることでしょう。
オンライン⇒オフライン(日本)⇒オンラインです。
アフターコロナとなり、訪日外国人が増えてきてからのお店への誘導や宣伝では、大きな経費が必要となり競争も激しく、その時点から動くと遅いのでは・・・
まだまだ可能性を秘めた越境ECを、今仕掛けましょう。
「With コロナでの越境EC! Afterコロナを見据えた越境EC!!」
次回は、無料で展開できるEC についてお話します。
[セミナー情報の詳細は以下より]
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【セミナー名】「いまこそ!『アフターコロナを見据えた越境EC』準備のコツ」
【日時】11月24日(水)14:50開場・15:00開始~16:30頃終了(予定)
【会場】ZOOMウェビナー形式
【参加料】無料
【参加方法】以下の申込み特設ページよりお申し込みください。
ウェビナー参加のURLにつきましては、お申し込みいただいた方へのみ前日にメールにてご案内させていただきます。
ご案内メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダなどご確認の上、お手数ですが ( info@okinawa-ec.or.jp ) までご連絡ください。
主催:沖縄イーコマース協議会
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