こんにちは!OEC 事務局です。
今回の「トレンドサーチ」は・・・
「将来的にくるかも?AI技術で簡易的にECサイトのバナー制作」です。
現在、自社ECサイトのバナーを自前で1から作成している方がほとんどではないでしょうか。
「自分の力で今までやってきたのだから、これからも自前でOK!」
そういう考えの方も多いかと存じます。
しかし、AI技術が発達してきた現代、ECサイトのバナーなどの広告をほぼ自動で作成できる世の中になってきているかも?な状況まで来ています。
今回はAI技術でバナーがほぼ自動で作れる可能性についてご紹介します。
そもそもバナーなどの広告画像は自動で作れるものなのか?
先に結論から申し上げますと、実はそういったサイトやツールは存在しています。
しかし、それらを使用する場合、どうしても付いて回るのが使用料や手数料などの費用です。
これまで自前でバナーなどの広告画像を制作していた企業や個人としては「だったら今までどおり自分で作った方が良いのでは?」と思うことでしょう。
思った通りのバナーを自前で作れるのならそれに越したことはありませんよね。
ですが、新しくECサイトを始めようとしている方や、商品在庫を多く抱えている方にとってはバナー制作は大きな障がいになることでしょう。
じゃあ他に無料で簡易的にバナー制作できる方法はないの?
そう思い調べてみた結果、無料のAI技術を使用して最後に人間が軽く手を加えて仕上げるという方法が見付かりました。
それではさっそく見てみましょう!
ほぼ自動で作れるECサイトのバナー広告について
AI技術を使ってECサイトのバナーをほぼ自動で作成する方法には、いくつかのアプローチがあります。以下に代表的な方法を3つご紹介します。
バナーを作成する方法は、以下の3つに分けることができます。
1.イメージ生成GAN(Generative Adversarial Network)を使用する方法:
イメージ生成GANは、画像を作る機械学習の仕組みです。これを使って、バナーの絵を自動的に作ることができます。イメージ生成GANを使う時は、まずたくさんのバナーの絵を集めます。それから、この絵を使って、機械学習のモデルをトレーニングします。モデルは、絵を見て、新しいバナーの絵を作る方法を学ぶんです。
2.テンプレートベースの生成:
テンプレートベースの生成では、既存のバナーのデザインを元にして新しいバナーを作ります。つまり、バナーの土台を用意して、その中に違うテキストや画像を入れることで新しいバナーを作るんです。バナーの土台は、例えば商品の画像や文字が入る場所が決まっているデザインです。商品の情報やキャッチコピーを入れると、自動的に新しいバナーができあがります。
3.自然言語処理を活用したバナー生成:
自然言語処理は、文章を理解する機械学習の技術です。この技術を使って、商品の説明文を解析し、バナーのデザインを決めることができます。商品の説明文から大切な情報やキーワードを取り出して、それを元にしてバナーのデザインを自動的に作成します。これらの方法を使うことで、バナーを効率的に作ることができます。でも、バナーのデザインにはちょっとしたセンスが必要です。だから、完全に自動化するのは難しいかもしれませんが、AI技術を使うことで、とても便利にバナーを作成できるんですよ!
まとめ
「将来的にくるかも?AI技術で簡易的にECショップのバナー制作」という内容でご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
自前でのバナー制作は場合によってはかなり時間がかかる時があります。
早い時で1時間程度で終わる方もいれば、1日ぐらい掛かるという方もいると思いますが、将来的にAI技術を活用した作成方法が主流になれば、その差も生まれず、誰もが簡易的にバナーを作れる世の中になるかもしれません。
そうしたら更にEC市場は躍進を続けることでしょう!
AI技術でより効率的な作業ができる世の中になることを願います!
ありがとうございました♪
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今回は以上です!
それでは、次回のトレンドサーチを、お楽しみに!