2023年は、AIを活用して生活を便利にすることができたでしょうか?意外と知らないところで活躍しているAIですが、AIは実は私達の暮らしの中にしっかりと浸透しているものなのです。
例えばiPhoneに向かって(HeySiri)とつぶやき、今何時と聞けば時間を教えてくれます。佐藤さんに電話をかけてといえば登録さえ済ませておけば電話も掛けます。
これもAIの仕事です。AIとは、もう私達には余りにも近すぎて、意識せずとも使っているものなのです。
今回は、そんなAIに関する情報をご紹介します!
さっそく、見てみましょう!
AIを活用して生活をより豊かに、さらに便利に
今更ではありますが、AIのある暮らしとはどのような暮らしなのかを、簡単にまとめてみます。
皆様は、どのようなところでAI(人工知能)が使われているか、それによりいかに生活が便利になってきたかご存知でしょうか?
『AI』や『人工知能』という言葉は、最近よく聞く言葉ではありますが、しっかりと理解出来てはいない方は案外多いのでは無いでしょうか?
AI(人工知能)とは
AIとは、「Artificial Intelligence」の頭文字を取ったものです。和訳するなら、人が作った人間の脳のような知能を持ったものです。そこで良くAIとロボットを混同しがちですが違います。
ロボットとは前もってプログラムされたものを、そのとおりに動き処理するだけのものです。外部からの命令なしでは動くことは出来ません。
かたやAIは、まるで人のように自ら学習し考え、極論を言えば人の言葉を吸収し成長していくものと言えます。
AI(人工知能)の活用の仕方や方法
AIを活用して、生活を便利にすることは、大きな命題です。
AIの進化進歩は、日進月歩で進んでおり、何に使うかよりどの様に使うかが重要です。簡単な質問にはチャットボットがほとんどのサイトで用いられており、しかもそれなりの成果をあげています。
このチャットボット以外にも、車業界では自動運転・それ以外にも画像認識における活用法などではコンビニなどで既に実用化が進んでおり、無人コンビニの登場など数え上げればきりがないほどです。
コンビニだけではなく、今後無人店舗や無人商店が増えていくのは、時代の流れと共にAI技術の進歩がなければ成り立たないとさえ言えます。
ECにおけるAIの実用例
AI(人工知能)は、今なお積極的に開発・研究が行われている先端の分野です。あらゆる業種・業界にあってAIの活用がすすめられておりEC業界でも例外ではありません。
EC業界の最も大きな課題として、その市場規模の大きさからオンライン上に情報や商品が溢れすぎている事が挙げられます。
これは商品の比較などが簡単にできすぎ、かえって販売促進や販売効率の向上が難しいということになります。そこで今、注目を集めているのがAIの活用です。
AIの実用例
- SiriやAlexa等のバーチャルアシスタント
- Google翻訳など翻訳サイト
- 非接触検温
- お掃除ロボット
ECサイトは、その利便性や効率性の高さから、今はどなた様も利用できる膨大なマーケットを形成しています。
しかしその反面大量の情報やものが溢れすぎていることから、ユーザーにとっては情報がありすぎて、何を選べば良いのか迷う常態が生まれ、ショッピングを楽しめなくなるユーザーもいらっしゃるのが現状と言えます。
以上のような状況下で、提供者であるECサイトで出来ることは、如何にユーザーに取って不要な手間やストレスを軽減し、快適な購買体験を提供するかが重要です。
そのためにはAIを活用すれば、AIが膨大なデータを活用し、おすすめの商品を一人一人のユーザーに提案したり、ユーザーの商品の購買をサポートすることもできます。
AIはある意味、自動接客を行い、ユーザーの購買体験のサポートをこなすことも可能とするのです。
AIの活用法は、データの改善や分析などは最も得意とする分野であり、これらを駆使してマーケティング業務を代替させることも可能です。
ECとAIの相性の良いことは各分野で証明されているので、ECの抱える課題を解決しEC業務を加速することもAIを導入するメリットです。
AI(人工知能)でも苦手な分野
一見万能なように思えるAIですが苦手なことも意外と多いのです。1番は「AIは物事を理解することが出来ない」ことです。
AIを扱う分野で、「自然言語処理」という言葉を解析したり操ったりするものがあります。
AIは、この言葉を理解しているのではなく、こういう単語がある一定の並びで伝わってきたら、この言葉を返しておけば確率的に正解となる場合が多いということを行っているだけなのです。
これは最近よくある、チャットボットなど自動返信の分野で広く使われています。しかし毎回的確な回答を提示するには至っていません。
いくら進歩しているとはいえまだまだAIにとって苦手な分野は残っていると言えるでしょう。
AIを活用するメリット
AI導入において得られるメリットは、以下のとおりです。
- 労働力不足を業務効率化により改善できる:これはAIを導入することで。これまで人間が行っていた業務をAIに任せることにより人件費の削減になる。
- 生産性の向上:ひとが行う作業の質を均一にすることは熟練した経験などが必要だが、これをAIに任せれば、体調や経験値・モチベーションなどに左右される事が無くなり大幅な生産性の向上が見込める。
- 人為的なミスの減少で事故を減らし安全性を向上させる:人が危険を感じる職務などをAIに任せることで人的災害をを減らし、人為的ミスもなくすことが可能になる。
- 人件費の削減でコストの大幅な減少が期待できる:文字通りAIの活用により人件費が大幅に削減できる。
- 遠隔地からのコミュニケーションが可能になる:現場に必ず立ち会う必要がなくなり、遠隔地より安全に確実なコミュニケーションが図られる。
AIを活用するデメリット
AIにもまだまだ解決しなければならない事案も多く、まだAIの完成形が見えておりません。故にAI導入にはまだデメリットも存在します。
AI導入において得られるデメリットは、以下のとおりです。
- 人的雇用が減少する:人的雇用が減るということは多くの人から職を奪うことに繋がり失業という問題がクローズアップされることになる。
- 情報の漏洩が危惧される:AIの活用にはネットワークを利用しなければならないため、外部からのハッキングなどが危惧される。それによる情報の漏洩という課題が生じる。
- 全てにおいて責任の所在が明確化できない:AIは責任を取ることが出来ない。従ってその所有者か製造者のいずれかが問題が起きた時は責任を取る必要があるが、その明確化は容易ではないこと。
- リスクマネジメントが困難になる:AIを活用する機会が増えれば増えるほど、リスク管理の必要性は高まり、万が一の場合によれば、関連業務全体に問題が起こる可能性が増すことになり、より質の高いリスク管理が必要とされる。
- AI導入コストによる支出の増加:AIの導入により多くのコストが削減できる見込みが増えるが、そのAI導入と維持にはかなりの経費が見込まれるということは、支出も増加する可能性は高い。
などがAI導入に関するメリットとデメリットです。
まとめ
時代はもはや、AIなくして語れない時代に入っていることは皆様も充分理解なさっていると思います。
通勤で使う電車の自動改札から、ひとの居ない時間に動き始めるお掃除ロボット、時間が来ればお風呂のお湯まで張ってくれるホームシステムもすべてAIなくしては作動しません。
そして、まだAIの世界は序盤と言えます。
今後も私達の代わりにAIが司る作業は増えることはあるにせよ、減ることは無いと言えます。
AIとの共存こそが今後のAIを活用して、生活をより便利で快適なものとし、より便利な暮らしを実践していく唯一の方法では無いでしょうか。
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今回は以上です!
それでは、次回のトレンドサーチを、お楽しみに!